さじろーどっとねっと
<ストラテジー検討会>

ABCコスト?
ABCコストなる言葉が出てきた。ABCとは、Activity Based Constingの略である。

ABCコストは、単価×時間×回数で算出できる。つまり、給料の時間単価、その作業にかかる時間、その作業を行った回数でその人の生産性を求めるものである。

これをベースにその人材がどの程度の作業を行い、何がネックになって、どの工程を節約すれば、その人材を有効に活用でき且つ、コストを下げる事ができるのかを算出するのである。

しかし、この計算は誰がするのであろうか?

この方法の根本には、会社を経営層と一般社員に分けることから始まる。つまり、この計算をするのは経営層であり、その作業をするのが、一般社員である。

当たり前の事だが、会社とは社員をいかに効率よく作業させるかが問題なのである。この方法は、確かに優れているかも知れないが人間を家畜のように扱うようでなんとも良くない気がします。

ナレッジ・トランスファー
この用語は、一般的なのか良く分からないが、うちの会社では良く使われている。似たような言葉で、スキル・トランスファーってのもある。

っで、ナレッジ・トランスファーってのは、要するに自分の持っている知識をみんなで共有するために、伝えましょうって事です。スキル・トランスファーってのは、知識じゃなくて、経験(能力)を伝えましょうって事です。

しかし、例えば、外注の社員or契約社員などを使用している時、又は、自分がその立場の時は、自分の知識や経験を出したくないものである。

当たり前のことだが、会社として財産になるのであれば良いが、外注や契約はいなくなってしまえばおしまいである。逆に自分が外注や契約の場合は、社員に教えるのはとても良くない。

この辺を考えると、ナレッジ・マネージメントの限界を感じてしまうのである。

合併!
最近、大手企業の合併が相次いでいる。

銀行はもとより、ケーブルテレビ、自動車、インターネットプロバイダーまで、なんでもありの状態なのです。

しかし、この合併、本当に意味があるのだろうか?

銀行の例をとってみよう。負債を抱えた銀行同士が合併する。当然負債は大きくなる。でも、預金高も大きくなる。結果は変わらないように思えるが、それでも大丈夫なのだろうか?

たしかに人員削減を可能にする。店舗も閉鎖できるであろう。システムも統合すれば、コスト削減につながる。

しかし、今までと同じ経営をしていたのでは、結果は同じである。弱者競合ではないが、その規模が大きくなったに過ぎない。

公的資金を導入して、立ち直ったように見えるが、合併した銀行が同様に公的資金を必要とした場合、今回の数倍の費用が必要になるかも知れないのである。


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